家庭用汚水ポンプの出力は大きいほうがより多くの水の量(吐出し量)や送り出せる高さ(揚程高さ)の割合が大きくなります。
出力が上がると当然すべての機能も上がりますが、家庭用ではそれほど問題ないでしょう。
汚水ポンプの出力の単位はkw?
汚水ポンプの出力は単位kwで表しますが、一般の人はこれがとてもわかりにくいのです。
よく理解できない人は出力よりも排出量などを参考にして選定すれば良いでしょう。
- 0.15kw
- 0.4kw
- 0.75kw
- 1.5kw
- 2.2kw
ここまでは一般的に家庭用だと思いますが、4人家族であればこの範囲内で選択しても十分機能するでしょう。
しかし機能が高いものは汲み出す時間がかからないだけです。
インペラの摩耗などで機能が低下したことを考えると若干高いものを選んでも良いでしょう。
参照
- 3.7kw
- 7.5kw
この出力になると来客がある自営業者が使っていますが、これらは短時間で排出量が多くなり営業用として使っている人も多くいます。
家庭用の汚水ポンプで必要な出力はどの程度か?
家庭用ポンプの出力が高いものは排出する時間がかからないだけで、出力が低いからといって機能しないわけではありません。
問題は一軒の家に何人で生活しているかを考える必要はあります。
しかし汲み上げる高さがあまり高くない場合は、それほど出力の高いものは必要ないでしょう。
家の敷地が道路から極端に低い場合以外は、2.2kwあれば十分です。
汚水ポンプの全揚程は余分に計算して排出量を出しますが、排出量は汚水ポンプの機能が低下してときでも間違いなく汲み上げなくてはいけません。
そのために出力は余分に計算しておくと間違いはないでしょう。
参照
出力選びを間違えたときのデメリットとは?
- 出力を必要よりも低く購入してしまった場合は汚水が上がりきらない
- 逆に出力を必要以上に高いものを購入してしまった場合にはそこまでリスクはない
まとめればこのように出力選びのデメリットを整理することができます。
つまり出力は必要と想定するよりも若干高めのものを購入しておけば良いということです。
汚水ポンプの出力は合ったものを選定するよりインペラの損傷が必ず起きることも考えておかなくてはいけません。
パーツは必ず摩耗するのである程度の摩耗に耐えうる出力を選定する必要があります。
出力の計算上では1.5kwでいいのですが、余分に2.2kwの汚水ポンプを選定するのも正解です。
使用に耐えうる汚水ポンプもパーツの摩耗で揚程高さが減少して、規定の高さまで汲み上げることができない場合もあります。
こうならないためにも余分目に高い機能が必要になってくるのです。
汚水ポンプの出力選びを間違えずに選ぶ方法
汚水ポンプの出力を間違いなく選ぶ方法は、汚水ポンプがどこまでの高さに汲み上げるかを考えなくてはいけません。
あとは逆止弁(チャッキ弁)やエルボの数を計算して排水管の長さの流体抵抗をはじき出すことです。
参照
これらの計算が特に難しく、ほとんどの人は計算ミスして汚水ポンプの選定を誤るのです。
選定に自信がない人は水漏れ業者に依頼しましょう。
水漏れ業者は
- 事前相談が無料
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選定に自信がないと間違って購入することが多くあるので、できることであれば水漏れ業者に依頼して正しい汚水ポンプを選びましょう。
参照
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