排水ポンプの自動交互運転とはフロート2つ玉のほうは上がオンで下がオフになっています。
フロートが3つ玉の排水ポンプは真ん中のフロートが上がるとオンになり下がるとそのポンプはオフになりますが、この時点で1回休みになる構造です。
3つ玉の一番上のフロートが上がると2台とも排水がオンになっているのです。
家庭向けの排水ポンプが3つ玉であっても問題はありません。
参照
3つ玉の排水ポンプとは?
排水ポンプの3つ玉は2つ玉と交互運転する構造になっています。
フロートを下からA,B,Cと表すと水位が上がり、Bのフロートが上がるとスイッチがオンになります。
水位が下がりBのフロートが下がるとオフになりますが、このフロートが下がることで1回休むことになっています。
再度水位が上がるともう1台の排水ポンプは起動しますが、3つ玉の排水ポンプは起動しません。
3つ玉ポンプはCのフロートが上がるともう1台のポンプと同時運転になる仕組みになっています。
2つ玉と3つ玉の排水ポンプの違いとは?
2つ玉フロートは水位が上がり上のフロートが上がるとスイッチオンになります。
水位が下がり下のフロートが下がるとスイッチオフになるのですが、2つ玉は常時この運転の繰り返しになります。
3つ玉フロートは真ん中のフロートが上がるとスイッチオンになり、下のフロートが下がるとスイッチオフになります。
再度水位が上がり真ん中のフロートが上がってもスイッチは入りません。
1回休みになっているのでスイッチは入りませんが、1番上のフロートが上がるとスイッチオンになります。
排水が終わり下のフロートが下がるとスイッチオフになる仕組みです。
2台の排水ポンプを使用していて3つ玉にする意味とは?
排水ポンプの3つ玉を使うのであれば、少ない排水であれば1台で処理します。極端に多くなっても2台が同時に起動するための対策です。
普通であれば1台ずつ交互に起動しますが、1台で処理できない場合に限り2台同時に起動するのです。
フロートが2つ玉の排水ポンプを2台つけても自動交互運転はしません。
2台とも水位が上がり上のフロートが上がった時点で起動します。
当然下のフロートが下がったら時点でオフになります。
同じ動きをする場合1台は不必要に思いますので、排出量の大きい排水ポンプ1台で十分です。
2台にするメリットは1台が故障しても排水をオバーフローさせないためです。
1台はフロートが3つある排水ポンプにするから自動交互運転も可能なのです。
排水ポンプの自動交互運転は排水ポンプの劣化は防ぐ意味もありますが、トラブルなく排水するためのものと思います。
家庭用排水ポンプで3つ玉と2つ玉はどちらがベストか?
家庭用排水ポンプは1台であれば当然2つ玉と思います。
家庭用の集水桝はそれほど大きくないし、1日に使う水道量から考えると1日で2,3度起動する2つ玉でいいのではないでしょうか。
3つ玉の排水ポンプ1台だけ使う場合は水位が上がり1度目の工程が終わると、1回休むことになります。
休んでいる間に水位が上がり1番上のフロートが上がると1回休みが解除され排水ポンプは起動します。
家庭用排水ポンプを1台だけ使うときはわかりやすい2つ玉が適していると思っています。
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