排水ポンプ釜場の設置上で絶対に守らないといけないこと

 

排水ポンプの釜場とは、マンションなどで湧水や浸透水の集水桝の設置しているところを釜場と言います。

釜場に集水した排水を排水ポンプで下水管までくみ上げるのが排水ポンプです。

排水ポンプの設置場所もなるべく下水管に近いほうが良いのですが、地形上そうもいかないときがあります。

 

配管ピットにある釜場の役割とは?

 

マンションなどの釜場(ポンプピット)は人目につくことがありません。

釜場とは集水桝のことを表しますが、集水桝は排水ポンプで汲み出す小さなプールと考えれば良いでしょう。

つまりこれから排水しようとする汚水をためる場所と考えると良いでしょう。

これがあることで排水ポンプのモーターを一時的に止めることができるので、モーターの劣化を遅くすることができます。

水中ポンプは釜場の中に入れ排水するのです。

しかし釜場は目に触れないような所に設置していますが、排水ポンプはほとんど汲み上が式であればポンプ室に格納しています。

大型の商業施設では集水桝をポンプピットと呼んでいますが、集水桝と排水ポンプは雑排水の排水ポンプと同じ所に格納しています。

排水ポンプは汲み上げ式が多く見られますが、集合住宅などは水中ポンプが多く用いられています。

 

満水や減水の意味とは?

 

地下に設置された地下室、配管、通路などを通す共同溝は湧水や浸透水を集水桝に貯めることになります。

溜まった水をポンプで外部に排出するところを釜場と言います。

満水警報は集水桝の水位が規定より高くなってポンプが起動しないときに警報が鳴る仕組みです。

減水警報とは水位スイッチが故障して集水桝の水位が設定レベルより低くなってもポンプが停止しないときに減水警報が鳴る仕組みです。

 

釜場の設置場所でのポイントとは?

 

地下の釜場は道路の下水管に近いほうが良いことなのですが、建物の構造上そうも行かないときがあります。

排水管が長くなると排水ポンプの揚程高さが余分に必要になり、配管のメンテナンス等の少々難しくなるのです。

地下の釜場は人目に触れることもないように設置しますが、下水管に近いほうが間違いなく良いでしょう。

 

参照

排水ポンプの揚程計算とその目安

排水ポンプ配管選びとメンテナンス方法

 

釜場の広さはどの程度が必要か?

 

地下の釜場のサイズはマンションであれば所帯数で計算します。

1所帯の平均水道使用量は1日1㎥で計算して排水ポンプの容量も計算して集水桝のサイズが決まってきます。

全所帯が同時に使う時間帯を換算して集水桝のサイズが決まります。

万一のことも計算に入れていますが、このようなことを参考にして集水桝のサイズは決まっていると思います。

一般家庭では釜場というところのサイズは1日に使う水道量が平均で1㎥なのでおおよそ半分の500リットルで良いでしょう。

ただし広いほうが排水ポンプの起動回数を減らせるので、モーターの劣化を遅らせることができます。

釜場が小さいと排水ポンプの起動回数が増え劣化が早くなるだけです。

 

釜場に排水管はどの程度の深さまで入れるべきか?

 

釜場の流入管はフロートスイッチより10センチ上であれば問題ないでしょう。

流入管より少し離れていればフロートが正常に作動すると思います。

また給水管を入れるのであれば集水桝の底から10センチ上であれば異物が混入しにくくなります。

 

参照

排水ポンプのフロート構造と故障への対応

 

マンションでの釜場設置の注意点

 

マンションなどの釜場の位置は通常車や物を置かないところが理想です。

排水ポンプは故障するものと考えて設置場所を決めることが良いでしょう。

排水ポンプのアラームが鳴ると車を取り除くのに手間取ると水浸しになる場合もあるので気を付けることです。

 

雨水貯留槽から釜場までは勾配は必要か?

 

雨水をためる貯留槽から釜場までの配管に傾斜をつけることは必要です。

修理やメンテナンス等で配管内に排水が溜まっている状態では仕事になりません。

本来配管内の排水は自然流水が基本ですので傾斜をつけることは必ず必要です。

傾斜は最低限フラットでも良いのですが排水ポンプの揚程高さを考えると傾斜はあるほうが良いでしょう。

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