排水ポンプの絶縁抵抗値は絶縁抵抗計(メガー)などを使って図ることができます。
メガーは本体に2本のプローグを接続して一方はワニ口グリップでもう一方は棒状になっています。
ワニ口グリップをアース端子、棒状のプローグを被測定回路に当てて測定します。
簡単にいえ電気を通すことを遮る力の大きさのことです。
排水ポンプの絶縁抵抗値とは何か?
絶縁抵抗とは、電流の流れる電路における電路と大地との間の絶縁性のことを単位はMΩ(メガオーム)で表します。
電気事業法に基づく(電気設備に関する技術基準を定める省令)電気設備技術基準によって、具体的な基準が定められています。
絶縁抵抗値が低くなると漏電が生じ、感電や火災等の原因となることもあります。
絶縁抵抗の測定は、電気保安の基本となっています。
絶縁抵抗値を測定する場所とは?
測定するときには、まず被測定回路を非充電状態にします。
被測定回路は無電圧状態にしなければいけませんので、被測定回路の遮断器・ブレーカーをOFFにします。
その後に検電器等で無電圧を確認します。
ワニ口グリップを端子に接続し、確実にアースされているところにグリップをはさみます。
このときにはアース端子が1番良いでしょう。
次にアースチェックをしていきます。
棒状のプローブをアースされているところに当てメガーの測定ボタンを押します。
メーターが0を指示することを確認する、これがアースチェックです。
被測定回路に当てメガーの測定電圧を確認し、メガーの測定ボタンを押します。
そしてメーターの測定値を読み取るのです。
以上の要領で気をつけることはワニ口グリップが正常にセットされていることを再確認することが重要です。
測定あとの注意点として、被測定回路の放電をしなければいけません。
静電容量が大きい場合メガーの測定電荷が残る場合もあり、感電の恐れがあるからです。
U相、V相、W相すべてを測定する必要があるのか?
三相交流は、U相、V相、W相と3つに分かれています。
この3本の線にそれぞれ電気が流れます。
それぞれの相は互いに影響しあいながら電気を流しています。
U相、V相、W相はできればすべて計測するほうが良いのですが、それにこだわる必要もないでしょう。
100Vと200Vの意味
単相100Vと単相200Vの違いは、単相100Vは普通のAC100Vで線が2本で送られます。
単相200Vは一般家庭では普通3本の線で送られています。
3本を1、2、3、と分けると、1と3に配線した場合はAC200Vになり1と2 2と3に配線した場合は共にAC100Vです。
家庭でもAC200Vの機器が出てきて、エアコンや衣類乾燥機等それに対応するためAC100VとAC200Vが取れるようになっています。
このために誤った利用を防ぐためコンセントの形状を変えています。
家庭用排水ポンプの正常な絶縁抵抗値とは?
ブレーカーには、サーモスタット方の遮断スイッチが内蔵されていますので、過負荷電流が流れて加熱することでブレーカー断となります。
絶縁低下だけではブレーカー断はありません。
絶縁が劣化し低下していって、最後に絶縁破壊が生じ、過電流が流れるとブレーカー断となります。
しかしこれらのことは素人が見てもわからない場合が多くあるので、信頼できる水漏れ業者に依頼して調べることをお勧めします。
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