排水ポンプの揚程とはポンプから生まれる圧力をいい、ポンプが汲み上げる水の高さのことです。
吐き出し口から出る排水でエルボを多く使うと吐出し量が落ちることになります。
揚程には吸入揚程と吐き出し揚程がありますが、水面から一番高く上げられるところを全揚程といいます。
2つの揚程がありますが一般ユーザーとしてポンプを選ぶ際には、2つの揚程を合計した全揚程のみを参考にすれば良いとなります。
排水ポンプのインチ数と揚程高さの関係
排水ポンプの揚程は吐き出し口の口径が大きくなるほど高くなります。
吐き出し口の口径の揚程に違いは
- 2インチ100V(単相)の全揚程5~8m
- 4インチ200V(単相)の全揚程10~15m
- 6インチ200V(単相)の全揚程10~15m
- 2~5インチ200V(3相)の全揚程30m位
- 6インチから以上200V(3相)の全揚程60m位
以上が全揚程の高さとなっています。
全揚程の目安となっている高さは劣化していない状態の高さです。
排水ポンプが劣化してくると全揚程も僅かですが落ちてくると計算してポンプの選び方を間違えないようにするといいでしょう。
参照
家庭用排水ポンプの容量目安
一般家庭の平均的な水道使用量はおおよそ1ヶ月で30㎥となっています。
この排水量をポンプで汲み出すのは2インチの排水ポンプでは1分間の排出量は450リットルとなっています。
1㎥であれば排水ポンプが稼働する時間は2,3分で完了します。
これらの数値はあくまでも排水ポンプが正常に稼働してのもので、古くなった場合は若干時間も長くなってくるでしょう。
ややこしい容量ですが、一般家庭においては2インチ、つまり40ミリから50ミリ程度で良いとなります。
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排水ポンプの寿命は?
排水ポンプの寿命はメーカーが出しているのは3000時間が限度と言っています。
この時間を換算すると排水ポンプは1日3分程度であればメンテナンスをしていれば20年は使い続けることが可能です。
しかし現実は排水ポンプの寿命が7年から10年となっています。
確かに一般家庭では安く使用することばかり考えてメンテナンスをしていないために10年が目安となっています。
経済的なことを考えたときは排水ポンプのメンテナンスをするほうが得するのです。
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揚程ミスをしやすい排水ポンプの購入方法
排水ポンプを間違って購入する人が後を絶ちません。
正しく排水ポンプを購入するのであれば
- ホームセンターなどで購入してはいけない
- メーカーや代理店で購入してはいけない
- 中古の排水ポンプを購入してはいけない
以上のようなところで購入するので揚程ミスが起きやすいのです。
はじめて排水ポンプを使う人はまったく知識がないと言っても良いでしょう。
排水ポンプを購入するときは知識のある人に聞くことが不可欠なのです。
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揚程ミスをしない排水ポンプの購入方法
排水ポンプを購入するときは
- 排水ポンプの購入前に相談できる
- 使用目的に合った排水ポンプを選ぶ
- 使用方法や点検の仕方を教えてくれる
- 販売から修理やメンテナンスができる
- 費用が安いところ
- 出張費がかからないところ
などで購入するほうが間違いなく購入することができます。
それには水漏れ業者が最適で、何よりいいのはポンプ以外の水トラブルもしっかり対応してくれるところです。
また排水ポンプを長く使い続ける方法などもアドバイスしてくれます。
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費用もリーズナブルで、技術力にも定評があります。