排水ポンプのインチとは吐き出し口の口径サイズを表しています。
口径サイズが大きいほど吐出し量が高くなり揚程高さも高くなってきます。
排水ポンプの購入時には一般家庭の場合2インチあれば十分です。
排水ポンプのインチ数による性能の違い
排水ポンプの吐き出し口の違いをインチで表すのですが、メーカーによってはミリで表すところもあります。
1インチは25.4ミリですがこのサイズは吐き出し口の口径サイズです。
各メーカーはいろいろ口径の違うものを出していますが、その中でも25ミリの排水ポンプなどは最小と思われています。
インチ数が小さくなるほど排水ポンプは小型化していますが、使用目的に合った排水ポンプを選ぶ必要があります。
インチ数が小さいと高さによっては水が排水できないこともある
排水ポンプは一般的に高く上げるときは揚程高さを基準に選ぶことが必要です。
この場合は吐出し量より揚程高さが条件にする選択が必要です。
排水ポンプは
- 2インチ100V(単相)の全揚程5~8m
- 4インチ200V(単相)の全揚程10~15m
- 6インチ200V(単相)の全揚程10~15m
- 2~5インチ200V(3相)の全揚程30m位
- 6インチから以上200V(3相)の全揚程60m位
このようになっています。
しかしこれらの数値はまったく劣化していない排水ポンプの状態なのでその点はよく確かめることが必要になってきます。
ホースをつなぐ場合には傾斜が重要
排水ポンプからホースをつなぐのに長い距離の先に排水を吐き出すようにします。
しかしその先のホースの内径が狭くなるとあまり良くないのです。
ホースがジョイントで狭くなってくると排水ポンプに余分な負荷がかかることになります。
吐き出し口と同じ口径サイズでつなぐ場合は排水ポンプに負荷もかからず安定した排水が可能です。
UVのフランジ継手とサクションホースのフランジ継手を接合すれば問題ないでしょう。
短いホースであれば何事もないでしょうが、長いホースには多少の傾斜がついていると排水ポンプに負荷がかかることはないでしょう。
ホースの延長はこの仕方がベストな方法ではないでしょうか?
排水ポンプ(エンジンポンプ)のネジ購入でもインチ数が必要
エンジンポンプの給水側はホースをねじ込むことで接合できますが、吐き出し口のネジはあまり難しく考えないことです。
排水ポンプの排水口をネジで接合する方式だとホームセンターでも購入することはできますが、サイズはどこのメーカーもみな同じだと思います。
給水側はホースの接合に空気が入らないようにすることが重要ですが、吐き出し口の接合はそれほど気にすることはないでしょう。
エンジンポンプも他の排水ポンプと全く同じで、給水側が問題で排水側はそれほど神経質になることはないでしょう。
排水ポンプのインチ数を失敗しないで購入する方法
排水ポンプは吐き出し口のインチ数に神経をとがらせることはないと思います。
一般家庭で使用する排水ポンプはほとんどが2インチ、つまり40ミリ~50ミリでほとんど問題ないでしょう。
これ以上(3インチ)になってくると工事現場などで使うこともありますが、汚水や汚物の排水はほとんど2インチで間に合うと思います。
しかし排水ポンプの知識のない人がはじめて購入するときは
- 購入前の相談が無料でできる
- 排水ポンプを販売している
- 使用目的に合った排水ポンプを選んでくれる
- 出張費が不要
- 修理やメンテナンスを安くしてくれる
以上のことができるところから購入するべきです。
それに該当するのは水漏れ業者と思っています。
排水ポンプが故障した時にすぐに来てくれるので、排水ポンプはメーカーやホームセンターではなく水漏れ業者がベストと思います。
参照
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