排水ポンプには手動型と自動型や自動交互型がありますが、フロートがついているのは自動型と自動交互型だけです。
誰でもわかるのはトイレのフロートですが、よく似ていますが全く逆の働きをします。
排水ポンプフロートスイッチの構造と仕組み
自動排水ポンプには玉(フロート)のようなものがついていますが、これは排水ポンプの後ろについている装置のことです。
フロートはセンサーの役目をして、水位が上がれば自動的にスイッチが入る仕組みです。
排水ポンプが稼働して水(排水、海水)が汲み出されると水位が下がってフロートが下がりスイッチが切れます。
排水ポンプはこのフロートによる作業を繰り返すことで、自動的に排水できるシステムです。
排水ポンプのフロート制御
排水ポンプは制御盤を使用しなくても、フロートが3個あればコントロールすることもできます。
フロートが2個の場合は水位が上がり上部のフロートが上がり通常に起動をします。
フロートが3個ついている自動交互運転ポンプは1回休みの機能がついています。
制御盤がなくてもフロートが制御して正しいコントロールすることが可能になっています。
- フロートなし 手動型
- フロート2個 自動型
- フロート3個 自動交互運転型
まとめればフロートの数によって制御盤の機能を違った形で発揮するということです。
フロートは定期的な交換が必要?
排水ポンプのフロートは消耗品と考えると適度の交換が必要になってきます。
排水ポンプはフロートによりポンプを制御している関係で、正常な起動させるためにフロートは保守点検消耗パーツと考えることが必要です。
フロートは排水ポンプの起動に問題があると考えたときが交換どきです。
排水ポンプフロートの故障とポンプの寿命
排水ポンプのフロートが損傷しても寿命とは関係ありません。
排水ポンプは特に手入れが必要ですが、中でもフロートは排水ポンプの制御に関係していますので交換することもしばしばあります。
排水ポンプの寿命は一般的に7年ほどと言っていますが、これは吸い込む流体により大きく違いが出てきます。
排水ポンプは特に故障が多いところは
- 圧力計
- インペラ(羽根車)
- フロート(浮き球)
このようになっています。
これらの故障は当然起こることもありますが、使用年数が来たと考えるのは早計です。
ただし使用年数が7年を過ぎてくるとそろそろ買い変え時期かもしれません。
このようになってくると排水ポンプの点検を水漏れ業者に相談しましょう。
必ず良いアドバイスがあると思います。
参照
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